blog拝啓、雲樹立つ寺より

※これはCMです

投稿日: 2021.09.13


主役はカエルくん、うちでは準レギュラーくらいの風格

 

はいどうも、副住職の醍醐 靖幸です

 

この挨拶ってやつはヤバいですね
いやがおうにもこの言葉は見えない誰かに向けてのものだというものとなる
私のこの下手な文章は、誰かに見せるためのものなのだと

ぐふぅ、もっと上手になりたい
悩みは尽きません、尽かせてなるものか、でもちょっとは減って

 

 

気候的に大変な時期に出来る事は多く有りません
暑くても寒くても

そういう時に思うのは、やりたいことの数々
夢とも言います
暑くさえなくなれば
寒くさえなくなれば
そうやってその時をやり過ごします

今を頑張れば楽しい時間がやって来るぞ、と

そしていざ、そういった季節の終わりが来ると・・・!
意外と忙しいの収まんないな、ってなります

なりました

 

 

「如今放擲西湖の裏、下載の清風誰にか付与せん」
(にょこんほうてきすせいこのうら、
 あさいのせいふうだれにかふよせん)

なんだとぉ・・・

あっ、意味
はいコチラ

「いま持ち物ぜんぶ西湖(超でかい湖)に捨ててきた
 超さわやか、いい感じの風吹いてる
 お前にも分けてやりたい」

こういう感じです

できりゃあいいけどよぉ!そりゃなぁ!
まあ、こういう言葉にこういうこと言ってるから私はこんな感じなのですが

でもこれ、実際に捨てたわけじゃないですからね
要はそういうしがらみは大して大事でも無いんだよってことですね

捨てたのは心の中身、風が吹いたのも心の中身
こうあれ、という形の提示

だからこそ私がこれを聞いて行うべきは
今自分ができる限りのことであるべきなんですね

 

 

風は大事です

風を当てましょう

そういうわけで、また虫干しします
虫干しとは!?
蔵の中身を出して掃除するついでに、見栄えのいいものを飾ることです

雲樹寺にある物は檀家様のものでもありますので、こういう機会にお見せするんですね

結局すべて捨てるなどという大それたこと、叶うことではありません
あるいは叶える必要すらない
今ある物を守るのみ

雲樹寺にある物、大事なものばかりです
でも全部、私のものじゃありません
たまたま今、私が受け持っているだけ

だからこそ、今、大事にしていく
雲樹寺を守る皆様と一緒に、大事にしていく

全部自分のものじゃないのだと唱えると、途端に気が楽になったような
風が吹いたかのような

しかし・・・どれもこれも修復が必要なものばかり
古くて・・・脆くて・・・
うぐぅ、胃が、胃が痛い!

風は止んでいました

瑞塔山 雲樹寺
〒692-0056 島根県安来市清井町281
TEL:0854-22-2875 / FAX:0854-27-0281
参拝時間 8:30〜17:00
※上記以外の時間はお参りは出来ますが、職員の対応はありません。