話題が無い件
投稿日: 2023.03.19
なんどめだ花手水鉢
お話のレパートリー増やしたいですよね
増やしたくないですか?
常々そう考えている私は、雲樹寺住職の醍醐です
見てくださいこの写真!
何度目だ・・・何度目だ・・・?
まあそんな気にするほどじゃないかもですけども
これは雲樹寺の椿で埋め尽くした花手水鉢!
過去何度もブログやインスタで顔を見せている恒例のもの!
まるで定期的に地上波で放送されているジブリのようでやんす(誉め言葉)
となると
「なんだァ・・・また花がどうとかの話かァ・・・?」
って思われてしまう
まずい!マンネリの初期症状だ!
そもそも私の話題選びが多岐に渡ればこうもならない
のではないだろうか
ないじゃないだろうか
多分そうかもしれない
まあ覚悟はしておけ
だからこの根治を目指したいんですね
それで、話題というか話のタネを増やすには
どうするんです?
調べてみるか・・・Googleで!!
〇
「引き出しを増やす12個の方法。頭の引き出しで会話」
「会話のネタ一覧を大公開!話す話題がない時に使える 」
「【ボキャブラリー】と【レパートリー】の意味の違いと使い方」
「話すネタがない人、必読!会話の引き出しの増やし方 」
誰が話すネタ無い人やねん
いやそうか、そうだわ(自覚症状)
はいはい、じゃあどうしたらいいんですか、っと
「メモをとる」「なぜを考える」「異なる視点を持つ」
「辞書を使う」「色んな人と交流する」「チャレンジする」
「失敗する」「コミュニケーションをとる」「情報を入手する」
「話の旨い人の真似をする」「必要な情報かどうか精査する」
これ被ってるカンジのやつ無いです?
コミュニケーションと会話とか同じじゃない?・・・まあいいか
しかし確かにどれも大事だ
大事ではあるけど・・・俺はもうある程度やってる事なのでは?
けっこうなんでも調べるし
メモとるほどではないけどインスタとかでこまめに話題にするし
コミュニケーションはそこそこ取ってるつもりだし
俺は・・・もしかして既に問題を解決させている?
うぬぼれるなッ!!
足りていないから不安なのだろう・・・そもそも調べた動機がッ!
まだ調べるのだ・・・まだメモとるのだ・・・まだコミュニケーションするのだ・・・
俺はまだコミュ障なのだ!
コミュ障に休みなし
口と頭と手足をばたばたさせるのだ!
〇
お釈迦様もそうだったんですって
おい畏れ多い話題だな
いやでも実は出典ほぼフィクションなんですけど
「聖☆おにいさん」って漫画が有るんです
お釈迦様とキリストが東京で暮らすって内容でして
その中にあった話で
「お釈迦様も最初は口下手で、最初は鹿相手に法話してた」って
私は原典を本気で紐解いたことが無いので事実かイマイチ分からないのですが
ああー、そうなのかもなぁ
と感じたんです
お釈迦様ってホント・・・よくわかんないですよね
脇から生まれてたり、光ってたり光って無かったり、おでこにできものあったり
おそらくそれらも「そのくらい素晴らしい」という比喩なのでしょうけれど
だからたぶん、お釈迦様は人間だったのだと思っておりまして
そうだとすると、最初はうまくいかないこともあったんじゃないかと思うんです
あながち鹿相手の法話の練習も、してたんじゃないかなっていうか
でも「お釈迦様は同じ話を三回した」って逸話はあるそうです
これは、相手に理解させるのはそのくらい難しいので、繰り返す必要がある
っていう側面もあるでしょうけれど
お釈迦様ですら、そのくらい話さないとネタをモノにできないってのも
あるんじゃないかなって
・・・思ってしまうのは、私の勝手な思考ですが
だけど、繰り返しというか
「またか」と思われるってことは
「覚えられてる」し「印象に残ってる」ってことですよね!
それはつまり・・・力になりますよ
必ずなる
繰り返しを恐れない
恒例や、習慣になることを目指していく
これも、いいことかもしれません
お釈迦様も、そうやって今なお
2500年を超えて、我々の心に生きておられるのかもしれません
〇
じゃあ、似たようなアングルの写真も恐れてはなりませんね!
なにせ当山における花手水鉢は特別
雲樹寺の椿をもちもち詰め込んであふれさせる!
まだ開始してから二年くらいしか経っていませんが
これを繰り返していき・・・高齢にさせる!
誤変換しちゃった、恒例にさせる!
でも要は年を重ねていかせたいわけですので同じですね
なんか特別な名前でもあればもっといいかもなんですが
折角、大きい手水鉢ですからね
「雲樹寺大椿手水鉢」・・・語呂が悪い
「瑞山大手水鉢【椿】」・・・字面が複雑
難しいですね!
誰か考えてくれないかなーどうかなー
どうか皆様方
まだ一年しか経っていない私という新住職と雲樹寺を
今後ともよろしくお願い致します。