ドリトルの教え(うろおぼえ)
投稿日: 2023.05.15
ご近所のドッグとうちのドッグ(尻)ことヒメ子
お疲れさまです、雲樹寺の醍醐です。
ここ最近なにかずっと焦燥感に焼かれています。
焦燥感、ってホント焼けそうな字面ですよね
まさにこれを感じている今、肌が焼けそうな錯覚を持っています
あと心かな・・・心が焼けてるのかな・・・
これが地獄か・・・
そんなメンタルであっても、せねばならぬ事はせねばならぬ
犬の散歩もそうです
ひめドッグが嬉しそうだし、時間見てるんですよねコイツ
夕方とかになるとソワソワしがち
仕事って言っても特に犬の散歩なんてのは、慌ててもどうにもなりませんので
私の仕事って大半がそんな感じではあるんですが
折角ひめドッグと歩くのだから、のんびり歩くんです
この日は「ぜひ来てほしい」とリクエストされたところに行きました
犬のリクエストでは無いです、ご近所さんの声です
〇
そうして会えたのが、こちらのドッグ
もう十歳超えてるおじいちゃんドッグだそうです
顔に出てますね、貫禄
欧米の人たちから見た我々の顔がそうであるように
あるいは逆でもそうですが
人種の違いでも年齢はわからなくなりがち
それが別の動物であれば尚の事分かりません
犬同士はわかるのかな・・・
そういう気遣いが有るのか無いのか
彼らのコミュニケーションっていうのも全く、よくわかりませんね
いきものとして違うのでしょうがないですけども
フガフガ嗅いだり、相手をじっと見たり、よそ見をしながら近づいたり
全く関係無さそうな所を嗅いだり、吠えたり吠えられたり
何を得ているのでしょうか
ドリトル先生っていう、動物の言葉が分かる博士の物語において
犬は「鼻の動き」で会話をすると書かれていました
確かにピクピクよく動きますが・・・特に見てないなお前らは
欧米だと違うのかな・・・見てるのかな・・・
何をやってるのか分からん、っていうのは、我々もそう見られてるのかもですけど
こいつらはメシ貰えるっていってもよく近くにいてくれますね
有難いね
話も動きも分からんのに一緒にいてくれるなんて
〇
ドリトル先生はその独特な能力で物語を作っていましたが
そういえば、別にやってること自体は普通だったような気がしました
もう・・・うろ覚えですけど
エディマーフィーがやってた映画が小説と別物だったのは覚えてますけど
ここでいう普通っていうのは、接し方です
話せるんだったら話せるなりのやり方が有ってしかるべきと思いますが
突飛なことされても話にしづらいから、そんなものかな?
要は普通にエサあげてたし、撫でてたし、ということ
話ができる、より深くコミュニケーションできる、でもやる事は変わらない
しかし動物たちは彼に寄ってきて、人気者
そういえば、別に会話できなくてもそうなってる人間って有りますよね
特別な事はできないのに、好かれる
特別な事が出来て、好かれる
好かれるために必要なのは、特別な何かでは無いのでしょう
会話を始めとしたコミュニケーションの深度でも無いのかもしれません
心遣いが、気遣いが理由かもしれません
相手を理解する事は必要かもしれませんが、必要以上は要らない
最低限で良い
あとは心同士が気持ちの良い距離を編み出し、準じていく
深く相手に理解させようとする試みも、その逆も、多すぎると良くないのかも
相手にも自分にも、心が在る
その心を以って、対価や代償無く、尊重し合う
この働きが相互に作用しあう事こそが、大事なのでしょう
〇
人間も・・・
っていうと例えが悪いかもしれませんね
だって今回、片方が犬の話ですし
「どっちが犬なんだよ」とか言われちゃいそう
じゃあもう別にどっちも犬で良いじゃないですか、人間なんて考える芦ですよ
ダブル芦でもダブル犬でもいいんです
何の話でしたっけ
そうそう人間でした、ヒト同士
人間も無理に相手を理解しつくそうとしなくてもいいですよね
他言語、他文化、他人
大事なのは相手と自分は別であり、相手も自分も心を持つという事
その心を大事にし合うということ
無理にルールとか罰則とか増やしてまで理解を促さなくても
お互いがお互いで距離を保ちながら接したり接さなかったりすればいいんじゃないでしょうか
何なんでしょうか、新種のトイレとかそんなに要る?使う側の違いは所詮二種類しかないのに
必要なのはルールや罰でなくって、気遣いじゃないかって事なんです
深い理解は、もっと後の事でもいいのでは?
皆様も多分、私がそんなに素晴らしくないことを深くは知らないと思います
隠されてるわけでもない、知らなければならないわけでもない、そんな感じ
ホントに心を尊重し合える、一方が得ばかりを求めないのであれば
きっと本当に良い距離感を見出せると思うんです
まあホント、人類まだまだ発展途上
ヒメ子も一緒に頑張っていこうな
俺もドリトル先生みたいにお話しできればいいのに
アッ汚いもの咥えて持ってくるのやめて、もっと気を遣ってヒメ子