5月27日のイベントについて
投稿日: 2023.05.21
いちごの開発風景
お疲れさまです
雲樹寺HP「行事」の項目からこちらにおいでいただいた方でしょうか
あるいは、このブログ目当てで来られた方でしょうか
・・・純粋にこのブログ目当て!?そんな方ある!?
世界は広いですからね、どうなんですかね
さて雲樹寺の住職、醍醐です
今日は題名の通り、行事について書いていきます
ホントはイベントの部分に書こうかと思ったんですが
ちょっと枠が狭いので此処に書くことにしました
ブログも書けるし、イベントの説明も出来る!
一石二鳥!
ほんとうにできる者は自然と一つで二つを得てしまうんですなぁ(たまたま)
さて、そんじゃイベントのこと書きましょ
〇
前々から、なにかやりたいと話してはいたんです
いちごやkirito様と
といいますのも去年、同じような時期に「世界平和祈願祭」を行った時に
出店として安来のいちご関係者をお呼びしたかったのですが
別のイベントがあるからってことで来ていただけなかったんです
それが、いちごのシーズン終わりに向けたお祭りでした
偶然にも同じ日にカチあってしまったのでその日はお流れだったんですが
是非、何かしたいですね、って話してくださいまして
そしたら私は嬉しいものですから、夢が広がりますもので
やりたい!
やりたい!
一年かけて駄々をこね続けた結果、ようやく形になりました
〇
お祭りの趣旨としてはですね
動機のほうは安来に新しい恒例行事を作りたいなっていうからですけれども
テーマはやはり「感謝」でしょうね
これの表現です
なんだァ・・・?
いま一瞬ありきたりだって思った方があるようですね
いいでしょう、見せてあげましょう
本当の「感謝」の現し方ってやつをね!!
なにせ仏教はコレの積み重ねですからね
命への感謝、生きていたことへの感謝
「ありがとう」や「Thank you」、ほかにもたくさん
言葉に意味が有るのも、感謝の表現として使われ続けてきた事実が積み重なっているからです
行いと、言葉と、歴史で以て表す「感謝」
仏教における供養は!最大の「感謝」の表現だッ!
というわけで、いちごに対する感謝を形にします
〇
安来における「いちご」
わりと特殊なものです
なんでいちごなんでしょうか、歴史についてはよくわかりませんが
いつからか都会からのアイ・ターンで島根に住んでくださる方が
安来に点在するイチゴ農家を継いでくださったり、新しく始めてくださったりして
つまりは市からのテコ入れみたいなのもあったわけで
いつの間にか安来はそこそこイチゴで頑張るようになったんですけども
このいちご、年中ではありません
季節の終わりは6月と定められているようなのです
シーズンスタートにおいては「出荷式」みたいなのをするんですが
終わりとなると寂しいものらしくって
その時を境にして「果物」でなく「野菜」扱いになるとかなんとか
無言というか、書類上の区別から消える形で終わっちゃうんですって
「いただきます」を言って「ごちそうさま」は言わない
「こんにちわ」を言って「さようなら」は言わない
そういうのって・・・まあけっこうありがちですけども
できれば是正していきたいところですよねぇ!!
なぜ「イチゴ」への「感謝」にこだわるのは、こういう感じです
始まりには出勤してくるという「いちごちゃん(仮名)」なる着ぐるみの存在もあるとか
是非ともそやつに「ありがとう」を言ってもらいたいですね
〇
感謝と、きちんとしたお別れ
これが次につながる事もあると思うんです
そして、悲しみや寂しさばかりでなく、喜びがあるべきです
喜びには賑やかさも伴っていいでしょう
第一回雲樹寺ナイトマーケット
いちご供養祭は
こんな感じで行われます
よければ是非、すごしやすい夕方から夜にかけての時間を
感謝と別れと通義に繋がる願いを、合掌にこめながら
楽しんでくださると、幸いです