blog拝啓、雲樹立つ寺より

投稿日: 2022.11.07


ライブの様子、かっこよい

 

日々是イベント、雲樹寺です。

日々是好日、という言葉が有りますが
これは「どんな日でもいい日!」という意味です
決して「いい日にするためにイベントをしろ」という意味ではありません
「イベントするまでも無くいい日なんだよ!」ってことです

でも最近は特にイベントしがち
いいだろ・・・? 文化の秋だぜ・・・?
欠点はずっと動き続けなければならないことくらい
これが大変やねんな
でも人が来てくれる、楽しんでくれてる、っていうのは
実に有難いですよね

 

 

今回開催したのは
「いぶきさらさLIVE」です
五月半ばの開催に続き二回目となるものです
定例のイベントになりつつある・・・実に嬉しい

寺カフェふわり様もおいでいただき、そこも嬉しい
華やぐねんな・・・
もうずっといてくんねぇかな・・・

午前中の法事やらお客様やらの対応をしつつもリハ
午後開催の流れ
私はリハには参加していないのですが、聞こえてくるものです
秋空に響く歌・・・

「歌う為に鳥のようにやってくる」的な歌詞
いいじゃないですか

 

 

仏教なんかよりずっと前に昔から人の心に在るものがあります
そんなものはホント沢山あるのですが
例えば火、あるいは闇、水や風だってそうです

これらは時に信仰の対象でありながらも人に制御できかねるものでした
だからこそ、大きく強い神様としての姿を持っていましたが

そうでないもの
人間が生みだし制御する事は勿論、自然に発されるものでもあった
つまり人と自然とが一体に成れる懸け橋のようなものがありました

音です

だから仏教の中でも音っていうのは使われがちです
お釈迦様があっちに行く時に鳴ってた音の再現~とか
修行層が立ち上がって移動する時の音~とか

単なる合図に留まらず、感情やメッセージをも含ませることができる
だから音というのは、楽しむにふさわしいものだったんですね

でもこれを楽しいものと受け入れることができるかは、人次第です
あの人とこの人によって受け取り方が違う
何故?
それは、心が個々のものだから

心が在るから
だから目に映る全てはメッセージに成り得るし、音もそうなんです
何かを受け取る事の出来るものなんです

だから、今回のライブに差し当たって
「音」から、それを奏でる「人の心」を
皆様の「心」が受け取って下さいとお伝えいたしました

 

 

・・・なんかそう、そういう風なことを言ったんです
確か、そんな感じ・・・

そしたらですね、いぶきさらさの二人もそれを受け取って下さって
MC中に話題にして下さったり
有難いですよね

しかし、やはり人前に立つ人っていうのは話がうまいですね
私はもう、まだまだまだまだでして
まだまだまだまだまだまだまだまだまだでして

なにせ私、何を話すかそんなに考えられていません
緊張してるんですね
瞬間湯沸かしのような緊張で、人前に出たとたんに余裕が消えます
しかし、それまでは余裕だから何も対策してないんです
アホなのかな
アホなのかもしれん
アホじゃアホじゃ

だから話してる内容、覚えてません、ほとんど
その場その場で最大限に気を遣った話をしている、はずです
過去の私の事は過去の私しか知らないから・・・
でも過去の私も心はあったはずなので、どうか大目に見てください

 

 


こっちの写真は開催前の様子、エモい
秋晴れがとてもすてき

瑞塔山 雲樹寺
〒692-0056 島根県安来市清井町281
TEL:0854-22-2875 / FAX:0854-27-0281
参拝時間 8:30〜17:00
※上記以外の時間はお参りは出来ますが、職員の対応はありません。