つま
投稿日: 2023.06.06
つまとの写真、花はだるま作家こと「山口さくら」様から
こんにちは、はじめまして
雲樹寺の住職の妻、彩香(さやか)です
住職と結婚しお寺に住むようになって、約2週間が経とうとしています
入籍してすぐには、初開催の雲樹寺ナイトマーケット~いちご供養祭~もあったりして
ありがたいことに、この2週間は忙しい日々を過ごしております
さて、嫁いですぐのこの期間は、檀家さんや御來山いただいた方の前で自己紹介やご挨拶する機会が多いので
こちらでも簡単に自己紹介させていただきますね
大阪で生まれ、父親の転勤で2歳の頃に岡山に引っ越し、周りに緑が少ない岡山市中心部で育ちました
なので、小学校は全校生徒が1000人を超えたり、中学校は1学年8クラスあったりする
いわゆるマンモス校で、義務教育を修了しました
地元の公立高校を卒業し、岡山市内の大学で社会学を専攻していました
大学卒業後は、薬局で医療事務として3年働いていました
上記の経歴を見ていただいたら、お分かりのように
実家はお寺でもないし、仏教を勉強していたわけでもないので
お寺に嫁ぐであろう要素は、今までの人生の中にはありませんでした
強いて言うなら、中学生の頃から趣味になった神社仏閣の御朱印集めくらいでしょうか・・・
ではなぜ、住職と結婚しお寺に嫁ぐことにしたかというと
住職の人柄と、700年続くお寺を守ろうとしながら何事にも挑戦しようとする姿勢に惹かれたからでした
檀家寺だけではなく観光寺としても、多くの人にお寺に足を運んでもらいたいという想いから
良い意味でお寺らしからぬイベントを企画し、実践していた雲樹寺
そんな場所で努力を続ける住職
私の好奇心の強さが幸いして出会う事となり
お見合い後はトントン拍子で話は進み、今に至ります
「お寺に嫁ぐのは大変なことだよ」と多くの方に再三言われてきましたし
皆さんの中にもそう思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
お寺に嫁ぐことに対して、不安は全く無いと言えばウソになりますが
私はそこまで悲観的には思っていません
むしろ、住職と一緒に雲樹寺を盛り上げていこうという意気込みでいます
私の趣味の一つに、マスキングテープがあるのですが
それが今後どういう形で雲樹寺に寄与していくか、乞うご期待です!
そんなこんなで長々と書き連ねてしまいましたが、これから宜しくお願いします。
〇
はい、そういうわけでした
妻にほとんどブログ書いてもらった住職の醍醐です
たまにはこういうのもいいんじゃないでしょうか
陰に日向に支えてもらう立場であるからこそ、文章で記すのは実に良い事
私自身、本来は表でどうこう動いて目立つ風が適しているわけではありません
しかし、そんな自分だからこそ形にするべきことがあるのではないかと想い
このような書き物をしているわけです
であれば妻も、記すべきことが、独特の目線というものが、あるんじゃないかと
という動機で書いてもらいました
如何でしたでしょうか
このような妻と共に、今後はしばらく雲樹寺の歴史を紡いでまいります
私がずっと思っているのは、悲しいくらいこの生が短く僅かであるというものです
決してネガティブな意味ではありません
短く儚いこの命だからこそ、出来る事があるはずなのです
短く儚いからこそ、やるべきと感じたことに足踏みしている場合ではないのです
何をやったとして、作ったとして、遺せるものは僅かなものなのです
ならば、何を遺せるだろうか、と
こんな私と結婚してくれた妻に、
懸命に生きた果てで何が待っているのか
私としては既に、楽しみなんです
そういう気持ちで今後も
否、今後は更に頑張って参りますので
皆様どうぞ、この先も雲樹寺を
何卒よろしくお願い致します