環境変化
投稿日: 2023.08.27
線状降水帯の様子、なにしていいのかわからないことがわかる
皆様は天気に悩まされておりますか
最近ことにイベントなど開催するようになってしまいましたので
こういうものに一喜一憂する頻度が上がりました
それにしたって雨が降るだの曇りだの程度の話
てるてる坊主の活躍で解決が見込めそうなものです
昔はそうでした、今は…
突如として雨が降り過ぎるなんて思いもしない!
こんな暴力的と言える雨が降りしきるなんて
しかも長時間にわたって!
一体どうしてしまったんでしょうか
今までなかったことであることくらい、私にもわかっちゃう
このように気候に振り回されている私は雲樹寺住職の醍醐
私に限らず、日本人総天気予報難民時代です
ちょっとうまいこと言えませんでした
言葉を作るっていうのは難しい
〇
そもそも線状降水帯って何だよ
まあなんだよって言ってもそのまんまですよね
雨降る雲が線状に並んでやってくるって感じ
見てそのまんまの言葉、実に美しい
でもコレってなんで起こるんですかね
調べてみるに…
「雲の元となる暖かく湿った空気の流入」
「その空気が山や冷たい前線とぶつかるなどして上昇」
「積乱雲を生みやすい不安定な大気状況」
「積乱雲を流しては生む一定方向の風」
とかが原因なんですって
はーなるほど
大量の暖かく湿った空気や、それが発生してしまう不安定さ
これらが最近多いんでしょうね
ここ数年の夏がめっちゃ暑い事と何か関係が有るんでしょう
では、なぜここ最近の夏はむやみやたらに暑いんでしょう
調べてみるに…
「地球温暖化」
「ヒートアイランド現象」
「気候変動」
はー、いろいろあるんですねぇ
そのどれもに原因があるようで
調べてみるに…
コレなんかそういう鳴き声みたいになってるに…
「大気中の二酸化炭素濃度」
ははぁ、だいぶ集約されてきたわけですなぁ
じゃあコレさえどうにかすれば大丈夫だな!
…
…
…
なかなか収まりませんね…
〇
「結果自然成(けっかじねんになる)」という言葉が有りまして
これも前使ったことある言葉かもな…
似たような言葉に「身から出た錆」あるいは「好日」とあります
違う言葉に感じますか?
何をする、あるいはしない
すると言いつつしない、しないと言いつつする
どうあれ構わない、とにかく結果は出る…行いの結果が出る!
「結果」として「自然」とそう「成」るのだという言葉です
ならば悪い事をしたうえで成った自然は、まるで身から出た錆のように
良い事を繰り返したうえで成った自然は、好い日の連続が
結果として訪れるのでしょう
日々、私の暮らしとはまた別の暮らしを持つ人たちが言ういろいろなこと
良くなる為に、未来のためにと言われる事
その全ての是非や正誤は、明らかな所から不明と言っていい部分まで
全部を一人が精査することは当然、難しいでしょう
何かの為に、と言いながら、何かをないがしろにする行為
何かを救え、と叫びながら、何かへ手を差し伸べないような行為
何かを良くする、と宣いながら、何かを腐すような行為
全て、自然に結果となります
誰もが歓迎せざるを得ないような自然は、いつ来るのか
或いは、そのような未来とはいったいどのような結果なのか
考え続けるだけでも、行い続けるだけでもいけない
一歩ずつ
あるいはその一歩のために足を持ち上げるその瞬間から考えを止めてはならず
つまり、もはや一瞬たりとも気を抜くことはできない
未来を想いながら今を生きるとは、大変な事なのです
〇
なにせ事が大きすぎて、一人ではもちろんのこと、一国だけでもどうにもならない
しかし努力の成果は如何様にも出得る、というのが恐ろしい
どうしたものかね、って言う事すら空しい…
どうにかなりませんかね!っていうのを書きたいだけだったという話
ちょっと前ならわたしも、地震大雨家事おやじくらいならば
雲樹寺はそういうものに晒されながら700年ここにあるので!
実績あるから大丈夫!って話を良くしてたんですけれども
例を見ない未曽有の事態が多すぎて、それもわかんなくなっちゃってェ…
大げさな話ですけど、でもホントどうしようかと思うんですよ
その…本当にどうしようもなくなって終わりを待つしかないようになったとして
私は最後まで禅僧らしくいられるだろうか、とか
こんなことを考えちゃったり
…さすがにそれは考えすぎにもほどがあるな!
皆様も、まあとにかく気を付けましょうね!!