こども座禅会をしましたよ
投稿日: 2024.08.24
子供座禅会の座禅(こども向け業務用)
じゃあ座禅会の話をしましょうか
こども座禅会の話!
みなさんは飽きていませんかね、なにせ今シーズン二回目
七月末に一泊二日のこども体験道場!そして8月20日のこども座禅会!
まあ座禅会なんて何回してもいいですからね
皆さんも座禅しましょう
とは言いましても、反省の多い会でした
そうだ今思い出しましたが
前回も書こうと思ったけど反省点多すぎて辞めたんでした!
つまり今回もそのくらい反省が多いってことですが
書かねばならんな!という気持ちも有って書くのだということです!
というわけで聞いていってください
〇
開会式
総茶礼
座禅
オリエンテーション
昼飯
習字
あたまおしりゲーム
座禅
閉会式
という内容
休憩は適宜挟んでおりました
まず全体で人員不足…らしい事は出来ても、それ以上にならない!
やはり人とはパワーです
そしてパワーは余裕から出てくる
写真すら撮れない余裕の無さは、出てくるパワーもお察し
せめて思い出になるような写真を撮る役くらいは創りたい…!
あと細かいところでの声や音のパワーが足りないのも痛かった
楽しい!も面白い!もマンパワーなんですよ
そのための空気づくりは、子供たちとうまく接するだけでは難しい!
結局のところ、私もその辺の力を放出することができず…
要所要所で諫めるような声を出す機会の方が多かった…負けていたのです要するに
修行が足りない!そして準備が足りないのは…まったく無念!
でもいい点もありました
例えばあたまおしりゲームなんてのは良い企画でした
バナナサンドっていうテレビ番組からの完全なパクリなんですけれども
これってカンニングありにして、答えありきの問題をこちらから提示できるので
子供たちに手掛かりを事前に配布することが出来るんですよね
そうすると、子供たちが専門的な用語を含めてメモを取ってくれるんですよね
つまり自然と子供たちが集中してくれるんですよね、話を聞くことに
雲樹寺を開設しながら回るオリエンテーションも、故に大成功だったんです
企画は大成功でした
あとは演出ですね…
それと座禅は、まあ成功でした
元校長先生の役員さんに言わせると大成功だそうですが
…まあ何人か落ち着きのない子がいてしまうのは、仕様がないことだそうですので
そういうもんかなぁ!まあいいかぁ!
それと単純に回数が多いという意見も
…これも私が座禅が好きとかでなく、便利だから盛り込みすぎたせいです
企画力も必要…!
あと習字
これは今回から流れ作業的にやっていくのではなく、座禅の一環みたいにしたんです
だから、ふざけて足並みがそろわなくなったり紙が無駄になったりする事が無くなって
結果としては成功よりです
でも、厳しい事する期間が増えちゃったのでそこが良くない
もっと楽しいことがしたい…させたい…
こんなところでしょうか
〇
「門前の小僧、習わぬ経を覚える」
なんてことわざがありますが
そもそも門前ってのはお寺の入り口、山門や大門の前であることは当然
だから、そこからお経が聞こえてくるのも自然な事
小僧さんがお経を覚えてしまえたのは、誰の努力でしょうか
おそらく、努力と言うのも憚られるような、篤すぎる積み重ね
それも一人や二人のものでなく、社会全体、文化がそうなっていたからこそ
お坊さんが当たり前のようにいつでもお経を読んでいて
小僧さんが当たり前のようにいつでも門前で掃除をしていて
この日常が当たり前のようにいつまでも続いていて
だから、覚えてしまえたんだろうと思います
今は、たぶん実現しづらい奇跡です
徒弟制度がほとんど無くなってしまっているのも理由ですが
子どもたちとお寺との間に距離が出来てしまっているっていうのもあります
社会のいろんなことが理由だったり、お寺に余裕が無いのも要因ですね…
でも、言葉に残るような伝説を、絶やしたくないんですよね
このことわざが、子供の持つ柔らかい脳から来る学習能力の高さを表す言葉であっても
あるいは、先述したお寺という場所の持つ機能を表す言葉であったとしても
ただ出来事だけを記した文章であったとしても
ここには言葉が、その元となる何かが有るんです
それだけが理由では決して無いのですが
こども座禅会は、子供の為に、お寺の為に、未来のために必要だと確信しています
だから、もっと良くして続けていきたいのです
〇
さて愚痴ってるんだか何なんだか
つまるところ人員不足です
人を呼ばねばなりません、働いてくれる人を
そして、もっとグイグイ盛り上げねばなりません
なにせ、未来のためで御座いますから
いつ咲かせるとしても花は美しいですが
欲を言えば、早い方が良いに決まっている話ではあります
種をまいてから一瞬で咲く花は珍しいです
そして、種だけであれば人はいくらでもそれを持っていられます
私は子供達に限らず、多くの人々に仏教の種をまきたい
意味を、価値を、自身に咲いた花を見て理解できるような花の咲く種を
撒いて回りたい・・・
だから次はもっとうまくやります
皆様もできれば支えてくださいませ